みなさん、こんにちは!
今回は、JR東日本が発売している「都区内パス」について解説して行きます。
目次
利用可能な範囲は?

- 山手線全線
- 中央総武緩行線(西荻窪~小岩)
- 京浜東北線(赤羽~蒲田)
- 埼京線(浮間舟渡~大崎)
- 横須賀線(西大井~新小岩)
- 常磐線(上野~金町≪緩行線≫)
- 京葉線(東京~葛西臨海公園)
大雑把に言ってしまうと、切符の名前の通り「東京都23区内限定」ということになります。
行くことができない駅・路線の一例
- 吉祥寺駅(中央線快速・各駅停車)→武蔵野市(23区外)
- 松戸駅(常磐線) →千葉県松戸市
- 舞浜駅(京葉線) →千葉県浦安市
- りんかい線
- 東京モノレール
※土日祝日に発売されるフリーパス「休日おでかけパス」や「週末パス」で乗ることができる、
りんかい線と東京モノレール(どちらもJR東日本グループ)ですが、この都区内パスでは乗車することができなくなっています。
乗ることができる列車は?
特急列車
グリーン車 | 普通車指定席 | 普通車自由席 |
運賃のみ有効 | 運賃のみ有効 | 運賃のみ有効 |
普通・快速列車
グリーン車 | 普通車指定席 | 普通車自由席 |
運賃のみ有効 | 運賃のみ有効 | 乗車可能 |
JR線の別途料金が必要なものについては、料金を支払えば乗車が可能です。
上野東京ラインなどに付いているグリーン車も、グリーン料金を支払えば乗れることになります。
金額・利用期間は?
- 大人 760円
- 子供 380円
- 発売期間:通年
- 利用期間:通年
- 有効期間:1日間(エリア内の最終電車まで利用可能)
どこで買えるの?
- 近距離券売機(緑の券売機・黒の券売機)
- 指定席券売機(水色の券売機)
- びゅうプラザ
- 提携販売センター
- JR EAST Travel Service Center及び主な旅行会社へ
※都区内パス利用エリア内で購入ができます。
Suicaでの利用について
JR東日本が発行する交通系ICカード「suica」に印字し利用することができます。
なお、一部利用ができない「suica」もあります。
利用可能なsuica
- My suica(記名suica)
- suicaカード
- welcome suica(訪日外国人向け)
- 地域連携ICカード(記名・無記名)→栃木エリアのICカード「totra」など
利用ができないsuica
- suica定期券(有効期間が切れてないもの)
- 記念suica
- りんかいsuica
- モノレールsuica
- PASMOなどのJR東日本以外が発行したICカード
- 定期券として使用している地域連携ICカード
同じsuicaでも、りんかいsuicaとモノレールsuicaは利用できませんのと、
suicaと同じ関東の交通系ICカード「PASMO」も利用ができなくなっています。
東京都内を観光される方は、十分注意してください。
メリット・デメリット
メリット
- 760円と料金が安い=4時間~6時間など、短時間の利用で元が取りやすい
- 山手線が利用ができる=東京・上野・池袋・新宿・渋谷・品川間の移動がしやすい
デメリット
- JR線以外の鉄道(東京メトロ・都営地下鉄など)が利用できない→3社が利用できるフリーパスがあります。
- JR線が走っていない六本木エリアや浅草などへは、地下鉄などの別の交通機関を利用しなければいけない
要するにJR線しか利用できないので、長い時間ガッツリ!効率よく観光したい場合は、地下鉄線も使えるフリーパスを利用した方がいいってことになります。↓↓↓
東京都内を観光する予定の方は、ぜひこれらのフリーパス等を活用してみてください。
参考リンク
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