2022年2月25日、3月12日に迫った春のダイヤ改正の詳細な時刻が掲載されたJR時刻表・JTB時刻表がそれぞれ発売されました。
今回は東京都心部を走る山手線の変化に注目していきます。

平日日中は5分間隔へ
現在のダイヤでは平日日中1時間あたり14本が運行されていますが、改正後は1時間あたり12本となり2本減となります。

運行間隔に着目すると、現在のダイヤは概ね4~5分に1本の間隔で列車がやってきていますが、改正後は全て5分間隔での運行となります。中には毎時05分発、10分発、15分発…のように分かりやすいダイヤとなっている駅もあり、減便の結果ではありますが利用する上では分かりやすくなったとも言えるかもしれません。
朝夕ラッシュ時も減便
日中に比べ運行本数・利用者数の多い平日朝夕のラッシュ時間帯でも減便が行われます。

東京駅を発車する内回り電車で改正前後の本数を比較すると、朝ラッシュ時は9時台が21本/時→17本/時の運行となり4本減。次いで7時台が20本/時→17本/時となり3本減となります。また夕ラッシュ時も16時台~19時台でそれぞれ2~3本ずつの減便となっており、中には列車間隔に5~6分程度の開きが生まれる時間帯もあります。
おわりに
普段利用する上であえて発車時刻を確認することはそれほど多くないであろう山手線ですが、改正前後で比較してみると運行本数にはっきりとした違いが出ていることが分かりました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。